地域包括支援センターの役割について勉強致しました

5月25日(月)本社研修室において、阿倍野区中部包括支援センターの主任介護支援専門員の林安昭さんをお招きしての研修会を開催しました。当日は、各事業所のケアマネジャーやサービス提供責任者などが集まりました。阿倍野区中部包括支援センターは、コスモグループの一員である、社会福祉法人大阪平成会が大阪市から委託を受けて運営しています。スタッフは5人。予防給付のプランは50人の方を担当しています。センターは建物の1階にあり、どなたでも気軽に立ち寄れ、地域の民生委員さんをはじめ多くの方にご利用いただいています。まさに街角のステーションとして地域の高齢者を支えているそうです。

包括支援センターへの相談内容は、介護に関することや経済的なこと、そして高齢者虐待についてなど幅広いものです。最近では、セルフネグレクトといったケースも見られ、虐待内容も複雑化しているそうですが、これらの虐待対応についても包括支援センターは積極的に取り組んでいるそうです。ヘルパーなどのスタッフも、気付きがあれば、サービス責任者を通して包括に相談するようにしましょう。いつでも、どんな小さなことでも気軽に相談に乗ってもらえ、適切な制度やサービスにつないでもらえる安心のステーションとして今後も活躍されることを期待しています。

また、今年度の介護保険制度改正の中で、私たち訪問介護事業所にいる人間にとって特に関係することは、8月から一部利用者の方の負担額が変更になることです。7月頃に各ご家庭へ送られてくる「介護保険負担割合証」を確認しておくようにと、講師の林先生からアドバイスいただきました。そのほかにも、高額介護サービス費負担限度額が引き上げられるなど、ご利用者様に関わる変更についてしっかりと勉強しておくことが大事だと考えました。

 

日々、研鑽しています

コスモホームヘルプサービスでは、サービスの質の向上を図り、ご利用者様の生活を守るために、スタッフはさまざまな研修を重ねています。

この4月に行った研修を紹介します。まず、4月18日には、最近入社された方を集めての新人研修を行いました。新入社員といっても、経験豊富な人も多いのですが、個人情報保護や認知症について勉強し、初心を忘れずにご利用者様と接していこうと、みんな新たな決意を持つことができました。

4月22日には、リハビリテーションの専門の先生をお招きして『介護とリハビリテーションの役割』についての勉強会を開催しました。日常生活の中で取り入れたいリハビリなどについてわかりやすく説明いただき、誤嚥性肺炎を予防するための嚥下のチェックなど、すぐに活かせるポイントも教わりました。参加者は、ご利用者様を思い浮かべ、日常生活での注意点やサービスの内容を振り返りながらイメージを膨らませました。

職員一同、これからもプロとして知識や技能の質の向上を図っていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いします。

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

皆様と共に新しい年を迎えることができ、決意も新たにスタートしたいと思います。
コスモホームヘルプサービスの運営に対し、ご支援を賜り心より御礼申し上げます。

平成27年度の法改正により影響を受けますのが予防給付の見直しで、市町村の地域支援事業に段階的に移行されます。
NPO法人やボランティア、シルバー人材センターなど基本は資格を持っていない方のサービスである「介護予防・日常生活支援総合事業」が始まります。

改めまして有資格者の専門職として知識や技能の質の向上、利用者様との関わり方や、報告・連絡・相談の質の向上を図りたいと思います。
中重度・認知症の方への研修の強化を致します。

報酬・基準の見直しで訪問介護では「人員基準を上回る常勤サービス提供責任者の配置、及び要介護3以上、認知症、たん吸引が必要な利用者が一定割合いる場合、新たな特定事業所加算を算定する」に見直しされるようです。

プロとして質の高い情報やサービスの提供が出来ますよう研修にはなるべく参加して下さい。
同僚が退職したり怪我をされて休まれたりした時、その方の仕事の質の高さに感心されたことがあると思います。
同僚に対し謙虚さ、気遣い、気配りを大切にして下さい。
お願いをする時の態度を丁寧にする。
説明をする時、丁寧にする。
自分がその部分のことを知りたい時、当たり前のことを気遣いを持って接する。
気が利く人のやっていることのまねをするのも一つの方法です。

本年もお一人おひとりに丁寧な説明を心掛け、“おもてなし”の精神で地域密着で宜しくお願い致します。
今年は攻めに転じ、一日も早く明るい話題を共有できるよう、一丸となって取り組んで参りたいと思っております。

今一度、皆様方に更なるご協力をお願い致しまして新年の御挨拶とさせて頂きます。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

株式会社 コスモホームヘルプサービス

社長 南 陽平

熱中症対策

コスモひろば 15号より

水分補給にスポーツドリンクが適しているのはなぜでしょうか?

まず、スポーツドリンクが何からできているかをご存知ですか?
とてもシンプルで、水と少量のナトリウム、糖です。
ここで注目すべきはナトリウムで、これがスポーツ時や熱中症対策のキーポイントとなる栄養素です。

ナトリウムが入った水分をとることは、以下の3つの意味があります。
1 低ナトリウム血症を防ぐ
2 体内に水分を保持する
3 味があるので、たくさん飲むことができる

特に1は、真水を飲みすぎると血液中のナトリウム濃度が薄くなり、生死に関わる危険な状態を引き起こすこともある症状です。
ナトリウムを含むスポーツドリンクは、運動などでたくさん汗をかく時のほか、特に高齢者の熱中症対策にも効果的です。なぜ高齢者に有効か、高齢になると食事量が減り、食事から摂る水分やナトリウムが不足する可能性があるからです。
高齢者以外の人でも夏場は汗の量も増えるので、運動の有無にかかわらず、失った水分とナトリウムを補うことは必要です。たくさん汗をかくときは、真水ではなく、スポーツドリンクを飲むのが効果的なようです。

介護支援専門員過去問

高齢者のリハビリテーションについて適切なものはどれか。2つ選べ。
1:高齢者に多い骨折は、大腿骨頸部骨折、脊椎圧迫骨折、橈骨遠位端骨折などであり、転倒事故に関連するものが多い。
2:がん疾患などで終末期にある者は、治療の効果が期待できないため、リハビリテーションの適用とはならない。
3:糖尿病の罹患年数が長いと、下肢末梢の知覚障害などを呈するため、転倒予防に配慮する必要がある。
4:拘縮とは、関節包や靭帯など関節を構成する組織や周囲の組織が伸縮性を失い、正常の関節の動きが阻害された状態をいい、心身の障害が軽いほど起こりやすい。
5:高齢者に多い変形性膝関節症は、痛みや歩行障害をきたし、リハビリテーションが必要になるが、人口関節置換術の適応とならない。

前回の回答
難しい問題だったと思いますが、できましたでしょうか?

解答と解説
リハビリテーションの実際について適切なものはどれか。3つ選べ。
1:安定した歩行を獲得するためには、理学療法士等と連携し、適切な歩行補助具を活用するとよい。
2:自助具は、日常生活の多くの場面で自立を促すが、調理の際に使用するのは避けたほうがよい。
3:車椅子座位耐性が十分な場合は、生活圏の拡大ばかりでなく、精神的な援助にもつながるため、外出の機会を持つことが望ましい。
4:歩行が不可能な者のリハビリテーションでは、環境整備を含めた生活支援が重要であり、関節可動域訓練や筋力増強訓練はなるべく実施しないほうがよい。
5:片麻痺のある者が乗車する場合には、健側から乗るとよい。

コスモひろば 13号 はご覧いただけましたか

          
⒈ DM:糖尿病(diabetes mellitusの略)
英語では、「ダイアビーティーズ・メリタス」「ダイアビーティス・メリタス」、
ドイツ語では、「ディアベーテス・メリトゥス」と発音するようです。
 
⒉ ウロ:泌尿器科(英語「urology」の略)
「ユゥアラァラァヂィ」と発音するようです。

⒊ ENT:退院(ドイツ語「Entlassen」の略)
最近、病院では『dis』dischage(英語)が主流となっているそうです。
反対の入院は、『ad』admission(英語)が使われているようです。

⒋ バイタル:バイタルサイン(vital sign)の略
生命維持に最低限必要な人体の3大徴候で、一般には心拍(脈拍)、血圧、呼吸数を指す。
場合によっては意識レベルや体温を含む場合もある。救命救急では必須の確認事項である。

⒌ テーベー:結核(TBのドイツ語読み)

気分転換

気分転換
仕事の事を忘れる一時は、大切だと思います。
御風呂に入ったり、ゲ-ムに熱中したり、愛犬と戯れたり、
パチンコや競馬に夢中になられている人も多いと思います。
最近の注目は、一人カラオケです。
カラオケは、立って全身で歌えば消費カロリーも高く、
ダイエット効果もあるそうです。
一人カラオケのお店も増えて来ているので、是非一度行ってみてください。

カレーライス

5月に入り、過ごし易い季節となってきました。
五月病と言われるくらい体調を崩されている方も多いと思います。
そんな時にお勧めなのが、カレーライスです。
中国に渡ったのが湯液(漢方)、
インドに渡ったたのが、カレーライスと言われています。
野菜たっぷりのカレーライスを食べて栄養をつけて下さい。