答:1・3
1:正しい。高齢者に多い骨折は、大腿骨頸部骨折、脊椎圧迫骨折、橈骨遠位端骨折などであり、転倒事故に関連するものが多い。
2:誤り。がん疾患などで終末期にある者であっても、適切なリハビリテーションが行われる。
3:正しい。糖尿病の罹患年数が長いと、下肢末梢の知覚障害などを呈するため、転倒予防に配慮する必要がある。
4:誤り。拘縮とは、関節包や靭帯など関節を構成する組織や周囲の組織が伸縮性を失い、正常の関節の動きが阻害された状態をいい、心身の障害が重いほど起こりやすい。
5:誤り。高齢者に多い変形性膝関節症は、痛みや歩行障害をきたし、リハビリテーションが必要になるが、症状によっては人口関節置換術が行われることもある。